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2006年04月02日

四月の予定

 年度末でばたばたしつつも、なんとか三月中にカテゴリ「地蔵」を一段落させることが出来ました。コメントやトラックバックもいただいて、「なにかブログっぽくなってきたな」と喜んでいます(笑)
 四月に入ってからもしばらく忙しいのですが、また新しいテーマと、今まで持ち越してきた参考文献紹介などにも手をつけたいと思っています。

 ということで、四月のテーマは「大黒様」。
 乞御期待!
posted by 九郎 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

桜の思い出

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 桜の季節だ。
 毎年桜を見ると思い出すことがある。
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posted by 九郎 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

そう言えば・・・

 当ブログの背景は、開設当初、とりあえず間に合わせで設定しただけで、いずれ変更しようと思っていたんですが、すっかり忘れていました(笑)
 あらためて見てみると、季節外れもいいとこですね。そろそろなんとかしないとね。。。
posted by 九郎 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

と言うことで・・・

 デザインを変えてみました。
posted by 九郎 at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

だいこくさま

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 だいこくさまは七福神のお一方。
 打出の小槌を持ち、袋を担ぎ、俵の上に立ち、顔をくしゃくしゃにして笑う。古い木像が神棚や台所に安置され、煤をかぶり、鈍く黒光りする姿は、広く民衆に親しまれている。
 現代においても「どちらさまかは知らないけれど、なにやらありがたい神様」として、数々のキャラクターグッズにもなっている。
 だいこくさまはどこから来たのか?
 だいこくさまはなぜ笑う?
 だいこくさまはなぜ「だいこく」なのか?

 またひとつ、とりとめのないモノガタリが、はじまりはじまり。
posted by 九郎 at 14:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 大黒 | 更新情報をチェックする

はなまつり

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 うっかり忘れていたが、今日は「はなまつり」の日だった。
 本来旧暦なのだろうけど、四月八日はお釈迦様の誕生日だと伝えられる。もちろん真偽の程は定かではない。

 せっかくだから一枚スケッチ。
posted by 九郎 at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

モンスーンの神

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 はじまりははるか昔、インドに遡る。
 インドの大地を荒れ狂う暴風雨、モンスーン。
 全てを薙ぎ払い、破壊し尽くす自然の力は神として崇められ、「ルドラ(咆哮する者)」と名付けられた。続きを読む
posted by 九郎 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大黒 | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

シヴァ

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 シヴァはヴィシュヌ、ブラフマーと並ぶインド神話の三大神の一つ。現在のヒンドゥー信仰では、ヴィシュヌ派とシヴァ派が主流を成している。
 どの神がより根源的な神かは、一概には決めることが出来ない。まるでジャンケンのように、それぞれの優位を表現する神話が存在する。三神一体として統合し、創造(ブラフマー)・維持(ヴィシュヌ)・破壊(シヴァ)に分担する考え方もある。

 中でもシヴァは荒々しいキャラクターを持ち、破壊と恩恵を司る神として崇拝されている。
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posted by 九郎 at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 大黒 | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

シヴァの化身

 シヴァの異名の一つに「マハーカーラ」がある。「マハー」は「大きな」「偉大な」、「カーラ」は「黒」「時間」を意味し、「大黒」となる。
 全てを飲み込む暗黒、全てを消し去る時間の流れは、シヴァの破壊の側面を表していると考えられた。
 マハーカーラは仏教に吸収された後も、破壊神としての属性を色濃く残していた。密教図像における「大黒天」は、我々にとって馴染み深い「だいこくさま」とは似ても似つかぬ恐ろしい姿をしている。

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posted by 九郎 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 大黒 | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

シヴァの妃

 神話によると、シヴァには数百の神妃がいるとされる。その中でも代表的なのがパールヴァティー(またはウマーと呼ばれる)で、ガネーシャとスカンダの母であると伝えられる。パールヴァティーは優美・柔和で、情熱的な女神としてシヴァの寵愛を受けている。
 シヴァに両義性があったように、シヴァの妃にもパールヴァティーの暗黒面と呼ぶべき破壊の女神達が存在する。名をドゥルガーとカーリーと言う。

【ドゥルガーの神話】
 はるか昔、マヒシャという強力な魔神が現れ、軍勢を率いて神々を退け、天界の支配者となった。神々にたすけを求められたシヴァとヴィシュヌは、光を放ってドゥルガーを生み出した。二神の怒りから生まれたドゥルガーは、獅子に乗り、三叉戟をはじめとする数々の武器を取って、魔神の軍勢をことごとく滅ぼした。


 カーリーは、さらに強力な殺戮と破壊の女神の極致として現れる。

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posted by 九郎 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 大黒 | 更新情報をチェックする