お盆の時期になると「私の民族音楽」である念仏和讃を思い出す。
私の家はお寺ではないけれども、祖父が浄土真宗の僧だったこともあり、子供の頃から勤行には親しんできた。とくに親鸞作の和讃は、いくつかが日常勤行の中に組み込まれており、漢文のお経に比べてなんとなく意味がわかりやすいように感じた。
盆暮れに父方の親戚が集まって、みんなで合唱するのはけっこう面白かった。何によらず、親しいものが声張りあげて唱和するのは楽しいものだ。
お経の本には簡単な記号が添えられており、慣れるとメロディをおぼえやすかった。
ちょっと発想が浮かんだので、この和讃をネタに遊んでみた。
【念仏和讃】(1分20秒/mp3ファイル/2MB)ヘッドフォン推奨!
※2007年8月15日再アップのため削除
メロディラインはだいたい浄土真宗の日常勤行に準じているけれども、一定のリズムに乗せるために細部を変更してある。
和讃は(当然ながら)はじめに言葉ありきなので、字余りの部分もそのままゆっくりうたい上げてある。今回のように一定のギターリフパターンにのせようとすると、どうしても無理が出るので、その部分を調整したわけだが、まぁ邪道ですね(苦笑)
親鸞聖人ゴメンナサイ!
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