2006年10月20日

月のウサギ

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(今昔物語天竺篇巻五第十三より略述)

 今は昔、天竺のこと。
 ウサギとサルとキツネが発心して修行を積んでいた。
 前世で罪を犯して地獄に堕ち、それでも残った罪を償うために獣となった三匹。
 ある時、神の王である帝釈天が三匹の心を試すために、疲れた老人となって姿を現した。獣たちはこの老人を養うことに決めた。
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posted by 九郎 at 21:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 中世物語 | 更新情報をチェックする