2006年11月08日

カテゴリ「中世物語」

 このカテゴリでは「今昔物語」などの中世物語を題材に、絵と文章で不思議話をカタります。

【「今昔物語」参考図書】
 原典の一つ、「今昔物語」は、入手の容易な多くの版があります。私が実際に目を通したのはその中のごく一部ですが、読み易かったものを紹介しておきましょう。



●「ビギナーズ・クラシックス 今昔物語集」(角川文庫)
 文庫サイズで手軽に「今昔物語」に親しむことが出来る一冊。原文とあらすじ、現代語訳、解説の組み合わせやテンポが絶妙で、思わず原文を声に出して読んでみたくなる。実際に声に出してみると原文は意外に音読しやすくて、「今は昔〜」で始まる響きはしばし中世の空気に酔わせてくれる。平安時代に関する図表も豊富で、非常に重宝。
 この角川文庫の「ビギナーズ・クラシックス」シリーズは、どれをとってみても入門書として素晴らしい。

●「今昔物語集 1〜」(講談社学術文庫)
 原典である「今昔物語」は、天竺・震旦・本朝(インド・中国・日本)の三部で構成されている。一般によく紹介されるのは日本を題材にした「本朝部」なのだが、このシリーズでは天竺部を中心に楽しむことが出来る。
 原文・現代語訳・解説も完備で、非常に読み易い。

●「今昔物語集」(角川文庫)
 日本を舞台にした「本朝部」は、角川文庫版が求めやすい。世俗部上下巻、仏法部上下巻の計4冊にコンパクトにまとまっている。
 現代語訳はついていないが、元々「今昔物語」の文章はさほど難解ではなく、一話ごとの分量も少ない。音読しつつ用語解説を読めば、慣れてくると大意を掴むのに困難ということはない。



(この記事は以前アップしたものを補足・訂正の上、再掲したものです)
posted by 九郎 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 中世物語 | 更新情報をチェックする