昨年末、なまはげのイラスト記事を書いた。
今年はなまはげの仮面を作ってみた。
現代秋田のなまはげ仮面は、鬼の面に類似した形式で定着しつつあるようだが、古い物を調べてみるともっと造りが大胆で素朴だ。
中でも岡本太郎が写真で記録を残したなまはげの面は、前衛的な雰囲気すら漂っているのだが、これは一度岡本太郎の視線を通した写真だからそう感じるのかもしれない。
●「岡本太郎の東北」
●「神秘日本」
里の日常世界に切れ目が生じる大晦日、その切れ目を出刃包丁で切り広げながらやってくる森の霊(モノ)。
今年はともかく仮面のみ。
衣装はまたのお楽しみ(笑)
それでは皆様、よいお年を。