
一旦関心が向くと、年ごとに発見があった。

まだ咲き切る前の、蝋細工のように精巧な感じ。

光の当たりかた。アジサイにはやはり、日蔭が良く似合う。光が当たるにしても、せいぜい木漏れ日くらいが良い。

各家庭の庭先で丹精込められた花を見るのも楽しいが、森の中の一画に広い範囲で咲いているのを見るのは圧巻だ。まさに「蓮華蔵世界」を感じさせてくれる。

アジサイは同じ株の中でも、日の当たりかたやその他の条件で、淡い色彩が様々に変化する。この時期、散歩が本当に楽しい。

転居前に楽しませてくれた、あのアジサイやあのアジサイも、今頃きっと盛りを迎えているのだろうな……
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