2010年08月29日

花火追憶

 子供の頃、毎年夏休みには花火を何度もやった。
 夏休みの楽しさと、普段は中々許してもらえない「夜外で遊ぶ」「火を遊びに使う」ということを、親公認で出来るということが興奮の元になって、今でも当時のことはよく覚えている。

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 大人になってから花火をやることはほとんどなくなっていたのだが、たまにやる機会があると、「あれ? こんなもんだったかな?」と、軽く失望したりする。
 子供の時代を過ぎれば、夜外で遊ぶということも、火を使うということも、日常の一齣になってしまっているのだから、昔のような興奮が味わえなくてもそれは仕方がない。
 しかし、なんだか気になったのは、売っている花火セット自体のレベルが下がっているように思えて仕方がないことだ。
 昔は手で持って遊ぶタイプの簡単なセットであっても、点火後の風情が様々な種類が揃っていて、一本一本火をつけるごとに楽しみが濃かったように思う。
 私が最近何度か手にしたセットがたまたま質の悪いものだったのかもしれないが、見た目は色とりどりで華やかなのだが、点火してみると結局2〜3種類の花火でしかなかったものばかりだった。
 線香花火だって、昔はもっと緻密で持続力があり、一本点火すれば始めから終りまでで花火大会自体の雛型のようなドラマが味わえたような気がするのだが……

 私は記憶の中で子供時代を美化しすぎているのだろうか?
 私以外にも、最近の花火に同様の感想を持っている人はいないのだろうか?


 ともかく、夏休みは過ぎ去っていこうとしている。
 当ブログの夏の終わりの定番記事はこちら
posted by 九郎 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする