2010年12月21日

蝕3

 今日は本来なら夕方に皆既月蝕が見られたはずなのだが、あいにくの雨模様。
 こんな風に「あったはずの月蝕」を残念に思うことができるのは、現代の感覚。
 昔の感覚なら、「見えなかった月蝕」などと言う表現がありえないだろう。
 月の欠ける過程が見えることが月蝕なのだから、雨雲の上で人知れず起こっている事象は、存在しないに等しかったのではないか。
 天体の運行に常に関心を払う呪師ならば、あるいは何事かを感知出来ていたかもしれないが。

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posted by 九郎 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする