当ブログでは神仏に関する与太話に添えて、オリジナルイラストを多数アップしておりますが、
文章および画像の著作権は放棄しておりません。
文章および画像の、引用元を明記しない無断転載は、違法ですのでご注意を!
大手検索サービスの画像検索は非常に便利で、私自身も調べものに重宝しています。
検索して拾った画像を個人的に保存し、資料として使うのは問題ないと思いますが、自分の運営するサイト等に気軽にアップすることは、多くの場合違法行為に当たります。
大手検索サービスでも一応「画像は著作権で保護されている場合があります。」と表示されますが、この表記自体にちょっと疑問を感じますね。
画像検索で表示される画像は、よほど確実に「著作権フリー」であると確認できるもの以外、流用しないほうが良いと思います。
無料画像紹介サイトに表示されているものでも、著作権者に無断でアップされているものがありふれている現状があります。
とくに商用画像については、金銭トラブルにまで発展しかねませんので安易な転載にはくれぐれもご注意ください。
当ブログのイラストも、検索で上位に表示されるものは、けっこう頻繁に無断転載、流用されているようです。よく流用されるのは、たとえば以下のイラスト。
上に挙げたイラストは、伝統的な図像を下敷きにしたものもありますが、そういうものにも私のオリジナルデザインの要素が含まれております。
ほとんどは悪意のある「パクリ」ではなく、著作権に関する認識が薄いために、ついうっかり自ブログ等に載せてしまったものだと思います。
そういう件を当方で確認した場合、イラストの削除または差し替えを、コメント欄などでお願いにあがる場合がありますので、何卒ご理解、ご協力を。
無断流用の状態さえ解消されれば、記事自体の削除やそれ以上の責任追及などは意図しておりません。
ネットの世界のことなので気にしだすときりがないのですが、まあ出来る範囲で、画像の著作権に関する啓発運動のような気分で交渉にあたっております。
基本的には画像の削除・差し替え以上の要求をすることは無いのですが、過去には当ブログのイラストを無料素材であるかのように表記して紹介している画像まとめサイトがありました。
この件も決して悪意は無いと思うのですが、コメントやメールで連絡を取ることが不可能であったため、しかたなくサイト運営会社に連絡を取りました。
その結果、現在そのサイトはアクセス制限がかかっている模様です。
当ブログでは特に仏教関連のイラストをアップすることが多いせいか、中にはお坊さんが実名で無断流用してしまっていることを確認できる例もあります。
これもたぶん悪意は無いものと思いますが、残念な気がします。
Twitterのアイコンに流用されている例もたくさんあります。
Twitterの場合は当ブログのイラストに限らず、画像流用の無法地帯のようになってしまってますね。。。
その他にもFacebookのような実名そのもののサービスで流用しているのを見かけると、他人事ながら「著作権に対する意識の低さを自分で晒しちゃって大丈夫かな?」と心配になってしまいます。
ちょっと特殊なケースでは、以前アップした以下のようなデビルマンイラストの流用があります。
言うまでもないことですが、「デビルマン」は永井豪先生の超傑作漫画の主役キャラです。
そもそも漫画などの人気キャラを自作イラストにしてブログにアップすることは、それ自体がグレーゾーンです。(もし著作権者側から削除要請があれば、上のイラストも即、削除します)
ところが「デビルマン」で画像検索した場合、けっこう上位に表示されるせいか、けっこうあちこちで流用されてしまっています。
中には永井豪先生の漫画を紹介する場合に、上の画像を使ってしまっているケースがありますが、
怖れ多いので絶対にやめてください!
参考までに、絵描きが自分の絵を流用された場合、どんな感情を抱くかを書きとめておきます。
まず、流用されるということは、少なくともその絵に何らかの価値を認めてもらっているということは確かなので、その点では正直「まんざらでもない」という気分はあります。
しかし自分の責任のとれないところで、勝手に制作意図とは違う使われ方をしてしまっていると、かなりの程度マイナス感情を抱きます。
それでも私の場合は、引用元が明示されており、元々の制作意図が確認できる形であればなんとか許容範囲なのですが、単に「素材」として無断使用されてしまっているのを見ると、一刻も早くその状態を解消してほしくなります。
最悪なのは画像が勝手に改竄されている場合で、こういっては何ですが、その相手にはほとんど殺意に近い感情を抱きます!
それこそ上掲デビルマンのような表情で、改竄画像の映るモニターを睨みつけているかもしれませんよ(笑)
私の個人的な感情を安易に一般化してはいけないのですが、絵描きと言うのは多かれ少なかれ上記のようなちょっと極端なイタい傾向を持っているものです。
検索で拾った画像の取り扱いにはご注意を!