私の返信の中で「おりがみ歳時記(春)」に「創作おりがみ」と同じ折り方が載っていると紹介してしまったのですが、確認したところ、完成品の見た目は似ているけれども違う折り方でした。
嘘を教えてしまって大変申し訳ありません。
「おりがみ歳時記(春)」の方の折り方でも、立体風にすることは可能ですが、袖口の所が、拙ブログの作例とは違った造りになります。
以下に、立体化の手順を紹介しておきます。
千代紙風のおりがみ(100均でも入手可)から着物の表裏の図柄を選び、おりがみの白い方同士を重ねた状態で折ります。
下部は開口するようにして下さい。

同じ大きさ、色違いのおりがみで、伝承の「奴さんの袴」を折ります。

座った状態になるように、折って形を整えます。

後ろから見ると、こうなります。

そのパーツを台座にして、最初に作った着物を、下の部分を広げて載せます。

後姿はこうなります。

これに、頭部や扇子などを付ければ、当ブログで作っている雛人形と近い状態になると思います。

今回は和紙や透明樹脂を使わず、入手しやすいおりがみを折るだけでできる(各所ののり付けは必要)立体風アレンジを紹介してみました。
道具も手間も、小学校の図工程度で出来ます。
よろしければ参考にして下さい。
おりがみ雛人形に関する記事は、以下にまとめてあります。
おりがみ雛人形まとめ