あれは確か、2009年頃のこと。
縁あって、若手映画監督の山口雅和さんと知り合いになった。
当時、私は雑賀衆や石山合戦にのめり込みはじめてから一年ほどが経過し、ため込んだネタを誰かと話したくてうずうずしていた。
そんな折、ちょうど雑賀衆をテーマにした自主映画の制作をスタートさせようとしていた山口監督と出会ったのだ。
私は監督と何度かお会いした時に、自分の調べた雑賀衆や本願寺の寺内町のことについて、とりとめもない雑談を楽しませていただいた。
それからじわじわと映画制作は進んで行き、私自身は大した手伝いもできなかったのだが、撮影現場の見学などをさせていただいたり、試写会に誘っていただいたりして、楽しい時間を過すことができた。
映画本編の完成までにはまだ時間が必要のようだが、この度、パイロット版映像が公開されたようなので、当ブログでも紹介しておきたいと思う。
戦闘シーンの迫力に注目!
鉄砲や刀の一発一発が重くて、痛みが伝わってくる。鉄の鎧を身につけ、鉄の武具で殺傷し合う様を描くには、やはりこのぐらいの「重さ」や「痛み」が不可欠だと思う。
雑賀鉢も各種登場している。