2012年07月12日

「のどごし」で味わってはいけない!

 たびたび同じことを書いて恐縮だが、私は年に何度か疲れが胃腸に来やすい時期がある。
 その時期に無理を重ねると、腹痛を起こしてしまったりする。
 だからなんとなく自分のことを「胃腸の弱い人間」であると認識してきたのだが、どうやらその自己認識が間違いであるらしいことに、ごく最近になって初めて気付いた。

 けっこう年食ってるのだが、いまだにご飯を「のどごしで味わう」悪癖が残っている。
 「のどごしで味わう」と書けば、男性、とくに中高生の頃、体育会系の部活をやっていた人には、すぐに分かってもらえると思うのだが、たぶん大部分の女性には意味不明だと思う。
 食事をするとき、食べ物をろくに噛まずに飲み込み、早食いをすることである。
 舌の味覚で味わうというよりは、喉を大量の食べ物が通過する快楽を味わうのだ。
 当然ながら、食事中に何度か喉に詰まる。
 そういう時は水で一気に流し込む。
 それがまた快い。
 
 こんなことを書いていると女性読者(いるのか?)の皆さんが、「そんな食べ方して美味しい?」と眉をひそめる姿が浮かんでくるが、ともかく多くのアホな男はそういう飯の食い方をするということを、まずは知っておいてほしい。
 男子は小学校高学年あたりから二十歳前後にかけて、まるで餓鬼でもとりついたように腹が減り、とにかく早食いでその飢餓を満たしたいという衝動に駆られるものなのだ。
 お茶碗ではなくてドンブリ、しかもおかわりがデフォになったりする。
 朝食をたっぷり食べても、学校に着く頃にはもう小腹が減ってたりする。
 部活が終わって帰宅し、夕食にありつくまでの空腹が耐えきれなかったりする。
 そして、だいたい二十歳代後半からおかわりはしなくなり、三十代になるとさすがにドンブリでは食わなくなる。
 分別のある男性は、食べる量が減ってくるにしたがって「のどごし」ではなく、ちゃんと舌で味わうようになってくるのだが、私はアホなので、食べる量が減ったにも関わらず、いまだに「のどごし」の悪癖が残っている。
 
 たまに酷い腹痛を起こす癖に、普段の胃腸が何の問題もなく消化してくれるおかげで、私は今までに一度も本気でこの悪癖を直そうとしてこなかった。
 基本的には胃腸が丈夫だったことに甘ったれて、年齢とともに少々衰えてきたにも関わらず、何のケアもしてこなかったのだ。

 胃腸さん、ごめんなさい。
 「胃腸が弱い」なんてとんでもない、あなたは今までけっこう丈夫でいてくれました。
 今も、せいぜい「並の上」でいてくれています。
 
 今後はなるべく、ごく常識的な注意である「ご飯はよく噛んで食べましょう!」を、守って行きたいと思います。。。
posted by 九郎 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする