2012年08月24日

地蔵盆2012

 8月24日は地蔵盆。
 今住んでいるあたりでは、昨日くらいから縁日が行われているようで、子供たちが楽しげに近所のお地蔵様を巡っている。

 当ブログ「縁日草子」では、お地蔵さまについて開設当初からずっと継続して取り上げてきた。
 今年もイラストを奉納する。

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 今年の夏休みもそろそろ終わりに近づいた……

【真夏の夜の夢】(4分/mp3ファイル/7MB)ヘッドフォン推奨!
posted by 九郎 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 地蔵 | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

夏休みの工作「補陀落渡海船」

 そろそろ終わりに近づいた夏休み、当ブログでも「夏休み 工作 舟」などのキーワードで検索して来られる皆さんが、たくさんおられます。
 春先には「おりがみ 雛人形」「おりがみ 兜」、それが終わると「七夕 飾り」、そして夏休みには「工作 舟」と言うことで、本来は地味な神仏のお話をカタるブログなんですけど、年に何回かは普段以上のアクセスをいただく時期があります(笑)

 去年の夏休みは舟の工作を二つ完成させました。
 今年も何か作ってみたいけど、あまり時間がとれない……
 でも何か一つは作りたい。
 できれば、入手してある↓このセットを作ってみたい。


●「自由工作キット ペットボトルシップ」加賀谷木材
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 などと考えていたのですが、「やっぱりどうせ時間のない中作るのなら、縁日草子っぽいネタを……」と再び迷い、結局「補陀落渡海船をボトルシップにできないか?」と方針を立てました。

 で、暇を見つけてはゴソゴソ作り、ようやく船本体だけは完成しました。
 後は瓶に封入する作業工程に入るわけですが、8月中に工作に仕える時間はもう無くなってしまい、仕方なく船部分だけ紹介しておくことにします。

 まずは、絵図に見られるようなアングルから。

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 サイズ(小ささ)がわかるように、500円硬貨を並べてみると、こうなります。
 たぶん皆さんがパソコンのモニターで見ている画像より、実物は小さいです。

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 その他の方向から。

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 いずれ瓶に封入するつもりなので、帆柱と帆はまだ固定していません。
 帆は「南無阿弥陀佛」の文字を行書体8ポイントでプリントアウトし、その用紙をカットして使っています。
 このカテゴリ「海」の前回記事で考察した通り、「帆」と言うよりは「幟」のようなイメージで再現しています。

 船体は手持ちの端材から削り出したものに、各種角材を張り付けてでっち上げ。
 ニスで薄く着色してから、極細油性ペンで各所に墨入れし、アクセントをつけています。
 屋形部分はバルサ材から削り出して、表面に百均で入手したお弁当用の竹皮を張り付けています。

 作ってみて痛感したのは、眼の衰え!
 読書など日常的にはまだまだ人並み以上に見えているのですが、眼の近くで焦点が合いにくくなっている!
 ヤヴァい!
 年だな……
 ここ数年、絵を描くのもCGが中心だったので気付かなかったけど、もう昔みたいに細かなペン画や図面、パースなんかを描くのはキツくなってるんだろうな……

 それでも幅2mm、厚さ1mmの角材をカッターナイフで割って断面1mm角にしたり、それを組み合わせて鳥居を作ったり、幅1mm、高さ6mmの卒塔婆を屋形の周囲に並べられたのだから、自分を褒めてあげたい気分です!

 すみません。今年の工作は、ネタも工作レベルも、まったく子供向きではありませんね……

 いつになるかわかりませんが、最終的にはボトルシップの形に仕上げたいと思っています。
 今年の夏休みの工作はここまで!
posted by 九郎 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

使い古された回文だが……

 ほあんいんぜんいんあほ

 単なるアホであれば罪は無いが、アホが国の責任ある立場に着くことは犯罪だろう。

 断層ずれても運転可能に 原発で新基準導入へ

 まことに残念なことだが、私には呪殺祈祷の能力がない。
 
 ただ怒りの感情を絵筆に乗せて、お不動様に捧げることしかできない。

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【真言〜不動尊祈り経】(4分20秒/mp3ファイル/8MB)
posted by 九郎 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2012年08月31日

BLUE MOON

 今夜はこの8月二回目の満月。
 その月二回目の満月のことを、ブルームーンとも呼ぶそうだ。
 夕方から曇り空だったのだが、夜になって美しい満月が雲間から顔をのぞかせてくれた。

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 夏休み最後の一日だが、明日から土日なので実質は「夏休み最後の三日間」の初日。
 この「夏休み最後の三日間」という言葉には、なんとなくの思い入れがある。
 
 私は中高生の頃、今から考えるとまったく柄にもなく、私立の中堅受験校だった。
 40日間の夏休みの内、前と後ろの10日間ずつは補習授業があった。
 それでも8月29〜31日の三日間だけは休みにしてくれていたので、少しだけ夏休み気分の名残を楽しむことができた。
 高校生の頃は、2学期開始早々の文化祭に向けて、「一人美術部」として展示室を埋めるために、せっせと作品を描きためていた。
 あの頃夏の間に描きまくったことが、今につながっているなと、懐かしく思い出す。
posted by 九郎 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする