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2012年10月16日

昼間汗ばみ、夜中冷えるこの季節

 ぎっくり腰に要注意。

 暑がりなので、一年のうち半分以上、七か月近くはTシャツで過ごしている。
 昔から、衣替えの意味がよくわからなかったのだが、この一、二年でようやく理解しつつある。
 昼間多少汗ばむことはあったとしても、この時期になると、少なくとも夜間はそれなりの厚みのものを身につけて、肩や腰を冷やさないようにしなければならない。

 一週間前にフリマに出店して、かなり重い荷物をかついだせいか、肩と腰に違和感が続いていた。
 たまには養生しておくかと、日曜日に風呂屋に行った。
 ゆっくりお湯につかると、やはり多少調子がよくなった。
 やっぱり温泉はいいですね。

 そう言えば、私と腰痛の付き合いが始まったのは、風呂付のマンションに引っ越した時期と一致している。
 それより以前の若い頃は、風呂無しトイレ共同の安アパートに住んでいた。
 おかしな話だが、風呂付マンションに引っ越したことで、私の「風呂事情」は逆に悪くなった。
 これにはちょっと説明が必要だろう。
 
 風呂無し安アパート時代は週に三回ほど風呂屋に通っていた。
 私は昔から風呂好きだったのだが、毎日銭湯に通う金は無かったので、週三回ペースだった。
 当時住んでいた地域は学生街の雰囲気が残っており、まだまだ若者向けのボロアパートが多かったので、銭湯も多数経営されていた。
 確か一回300円くらいで入れたと思う。
 地域の銭湯共通の回数券があって、十回分の値段で十一枚のチケットが買えた。
 その十一回分を工夫して、一か月の風呂代にあてていた記憶がある。 
 風呂好きかつ貧乏性なので、一度風呂屋に行くと一時間〜一時間半ぐらいは粘って、じっくり体を洗ったり、サウナなどを楽しんだ。
 当時、肩凝りはあったが、腰痛とはまったく縁がなかった。
 似た体質を持つと思われる二歳年下の弟は、同じ時期から腰痛を持っていたらしいので、もしかしたら銭湯にゆっくりつかる習慣が、功を奏していたのかもしれない。

 それから風呂付マンションに引っ越すことになるのだが、アホみたいな話、毎日風呂に入れるという安心感があると、私はあまり熱心に時間をかけてお湯につからなくなった。
 銭湯のように変化に富んだ広い浴槽があるわけでもないので、ざっとお湯に浸かって体を洗うだけで入浴を済ませがちになった。
 そしてちょうどその時期から、私と腰痛の付き合いが始まっている。
 単に年齢的なものもあるかもしれないが、やはり風呂事情との関連を考えてしまう。

 時間を見つけて、ちょくちょく風呂屋に行くようにするか……
posted by 九郎 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする