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2013年01月19日

遍路・防災・アウトドア 3

 私が熊野を中心とした地域で「遍路」を始めたのは90年代頃だった。
 川原やキャンプ場、海辺などで野外泊をする際に、よく使用していた調理器具が以下のものだ。


●LOGOS ツーリングクッカーセット

 大小の鍋、コップ、フライパンと皿として利用できる蓋が二種セットの、1〜2人用ステンレスクッカー。
 湯沸しはもちろん、丸形飯盒として炊飯もできる。
 私は遍路やアウトドア、たまに家の調理で、もう二十年以上使い込んでいる。
 かなり焦げ付きなどで年季が入ったが、いまだ現役。
 値段の割に、使える道具だと思う。
 ステンレス製なので、1人用としては若干大きめ&重め。
 軽さと携帯性を優先させる場合は、以下のものを使っている。


●EPI アルミ3点食器セット

 大きい方のカップで、ちょうどカップ麺に使用できるほどの湯が沸かせる。
 お粥などもちょうど一人分になる。
 単独で、湯沸しなどの簡単な調理だけなら、十分なセットだ。
 アルミ製で熱伝導が良いため、以下のミニコンロの使用にも適している。


●LOGOS ポケットタブレットコンロセット

 同様のミニコンロではエスビット製のものが有名だが、この製品は「フタ」が付いているのでアルミ容器の安定が良く、私はこちらの方が好みだ。
 固形燃料4個も付属しており、もちろん替え燃料も販売されている。
 固形燃料1個で、カップ麺のお湯がギリギリ沸かせるくらいなので、このミニコンロで何か調理しようとするのはあまり現実的とは言えない。
 ただ、極めて携帯性に優れているので、アウトドアの際にリュックに入れておいて損はない。
 疲れきった時に、一杯のコーヒーやカップスープ等が手軽に楽しめるのは、災害時においても心の支えになるだろう。


 本格的な調理を行う場合には、やはり焚き火やガスバーナーが必要になる。
 火の元については、次回の記事で紹介する。