この「遍路・防災・アウトドア」の最初の記事で、常時持ち歩くことを心がけている防災グッズを以下のように紹介した。
1、ポケットラジオ(AM、イヤホン必須)
2、小型LEDライト(ソーラーまたは単三・単四乾電池式)
3、着火ライター(ボディが透明でガス残量のわかるもの)
4、コンパス(とにかく使えればよし)
5、サバイバルシート
6、ペットボトル、新聞紙
7、ナイフ
いずれもさほど荷物にならないものばかりである。
1〜5については、安価なもので良いので使用可能な状態のものを一式揃えておくと、当面のサバイバルには事足りる。
6については、その日買った新聞やペットボトル飲料を、用が済んだあとも次のものを買うまで捨てずに持っていれば、いざというとき何かと役立つ。
問題は7の刃物である。
以前はよく小型の十徳ナイフを持ち歩いていたが、最近の治安の悪化にともない、刃物に関する取り締まりがじわじわ厳しくなってきている。
そもそもアウトドアに刃物を使う場合でも、缶切りが必要な缶詰が少なくなってきたこともあり、カッターナイフ一本あればたいていの用は足りるようになってきていたので、普段十徳ナイフを持ち歩く機会はほとんどなくなっていた。
だから緊急用でも、しっかりした作りのカッターナイフ一本あれば、とりあえずはOKだと思う。(百均のカッターナイフは、切れ味は問題ないが、刃がぐらつくものが多いのでお勧めしない)
個人的には、アウトドアでもプライヤー(ペンチ)を必要とする場面が多いと感じるので、最近は以下タイプのものをよく使っている。
●GERBER ベア・グリルス コンパクト マルチツール
実用に耐えるぎりぎりの小ささで、ペンチやナイフ、ドライバーなど使用頻度の高い機能がそろっているのが良い。とくに「波刃」はロープ切断に非常に便利だ。
ここまで、アウトドアや防災に関する様々な製品について、私なりに紹介してきた。
他にもまだ研究中のものがある。
LEDランタンやキャリーカート等については、また時をあらためて考えてみたいと思っている。
今回は、このあたりで一旦おしまい。