当ブログで毎年じわじわ作り続けているおりがみ雛人形シリーズです。
これまでのまとめはこちら。
今年は小道具の一つとして、「御所車」を折ってみました。


牛、幌、台車、車輪×2のパーツからできています。
幌と台車は同じ大きさの正方形、牛はその正方形×2の長方形、車輪は元の正方形を半分に切った長方形からスタートすると、パーツ間の大きさのバランスが良くなるようです。
ハサミによる切り込み無しでできます。


私の場合は、10cmの正方形で幌と台車、10cm×20cmの長方形で牛、5cm×10cmの長方形2枚で車輪を作り、ちょうど手のひらサイズくらいになりました。
車輪はかなり紙に負担をかける折り方なので、和紙を使ったほうがいいでしょう。
牛は折りが重なるので、薄い紙が使いやすいです。
折り方は、これまでにも何度か紹介している以下の本を参照しています。
●「おりがみ日本の四季」桃谷好英(誠文堂新光社)
おびな、めびな、左右大臣、三人官女、ぼんぼり、桃の花、御所車、牛、御膳、御椀、菱餅の折り方が掲載されており、コンプリートするとけっこう豪華な段飾りになるはずです。