2013年05月05日

雛形工作:プラ鉢鎧兜

 もともと男子として人並みに戦国時代は好きだったのだが、2007年頃からあらためて戦国、中でも雑賀衆の活躍した石山合戦にハマっている。
 同時にガンプラ世代でもあるので、「いずれ自作甲冑を作って身につけてみたい」という欲望も、ざわざわと蠢き始めていた。
 どうせ作るならハマっている雑賀衆が身につけた雑賀鉢をと考え、ぼちぼち資料集めや自作甲冑のノウハウを調べ続けてきた。
 ネットで情報を渉猟していると、鎧兜の自作にも色々「流派」があり、素材も本物と同等のものから、アルミ板やプラ素材、ボール紙など様々であることが分かってきた。

 では、自分ならどう作るか?

 自問しながら、ホームセンター等に行った折には素材を物色し続けてきた。
 思案のしどころは、兜や胴の曲面をどう成型するかということだ。
 基本的には平面である素材から、どのように自然な曲面を出すか、様々な流派の皆さんも、その課題をクリアーするために試行錯誤を重ねているようだ。
 
 ある日、ホームセンターの園芸のコーナーを通りかかった時に、インスピレーションは訪れた。
 プラ素材の植木鉢が並んでいる棚の前で、私はハッと立ちすくんだ。
 棚に並ぶ大小の植木鉢と二重写しになって、兜や胴が並んでいる武器庫の映像が見えたのだ!(←本当!)
 その日から私は、ホームセンターや百均の園芸コーナーを通りかかるたびに、植木鉢を頭にかぶってみたり腹に当ててみたりする不審人物と化したのだった……

 プラ植木鉢から甲冑がなんとか作れるかもしれないという着想は得たものの、実際に作ってみると、いくらでも問題は出てくるだろう。
 自分が身につけられるような「等身大」の前に、一度小サイズの雛形を試作してみようと思い立ったのが約半年前。
 小サイズなら、百均で手に入る範囲の大きさの植木鉢で制作可能なので、材料費が抑えられる。

 試作雛型とはいえ、どうせ作るなら、幼児くらいなら身につけられそうなものを……
 などと妄想しながらでっち上げたのが、以下の鎧兜。

waka-26.jpg


 飾っている状態の全高は約60cm。
 実際作ってみた感触を確かめるための雛形なので、とりあえず兜と胴だけ最低限のパーツ点数で組んである。

waka-27.jpg


 各種植木鉢の曲面の形状を利用して切り貼りし、塗装後、紐でつなぐ。
 プラ系素材なので、成型も塗装も昔馴染みのプラモ制作技術で事足りる。
 リアルな再現模型ではなく、あくまで「工作」のレベルではあるが、それなりに雰囲気のあるものが完成したと思う。
 材料費だけなら2000円以下。
 等身大で作るとしても、5000円は絶対かからないだろう。
 工具も特別なものは必要なく、多少精度の高いノコギリや、サンドペーパーなど、一般的なものがあれば十分だ。
 ただし、穴あけがかなり手間なので、小型のもので良いから電動ドリルはあった方がいいだろう。
 私の場合は、ちょうど手持ちのドリルがなかったので、近所のホームセンターで一番手軽だった1500円ほどのものを購入して間に合わせた。


●AC100V ミニ ドライバー
 本格的な工具とは言い難いが、日常的な穴あけ、ネジ締めなどには十分で、コード式。
 今回の「あまり厚くないプラ系素材の穴あけ(ただし、穴の個数はやたらに多い)」というような用途には全く問題なく使用できた。

 プラスチック植木鉢の組み合わせで鎧兜型っぽい代物を作れることは実証できたので、後は細部の作りこみや仕上げ次第で、もっとリアルにしていけると思う。 

 うむ。
 一応、コツはつかんだ。
 次は「等身大」か?
 例によって、いつになるかはわからないが……
posted by 九郎 at 00:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 和歌浦 | 更新情報をチェックする