3月から4月にかけては、一年のうちでも最も体調に注意すべき期間だ。
生来、根をつめる性分で、「ほどほどに」ということが苦手だ。
やるとなればとことんやるし、やらないとなれば一切ノータッチ。
オールオアナッシングの極端な性格は、なかなか改めがたい。
年度末は大人として義務的にやらねばならぬことが多く、ストレスと睡眠不足に加えて、気温変化が激しい。
腹痛と腰痛に厳重注意である。
とくに急性胃腸炎は怖い。昨年5月に過去最悪のを患って、本当に懲りた。
できればもう発症したくないのだが、たぶんそうもいかないので、なるべく回避し、なるべく軽症で済むように心がけなければならない。
胃腸炎発症の仕組みは、大雑把に言うと以下のようになる。
もともと胃腸には、健康な状態であっても様々な菌やウイルスが多数存在している。
普段は免疫によって抑え込まれているのだが、疲労や睡眠不足、ストレスなどにより、体力や免疫力が低下すると、抑え込めなくなって暴れ始める。
私の場合は、詰まっていた仕事や用事が一段落し、ふと気が緩んだときに発症しやすい。
とにかく注意である。
昨年から花粉症が非常に軽くすむようになったのはありがたく、長年の重荷が一つ解消されたような気がする。
今年も花粉の季節に突入したが、とくに対策は必要ないレベルの軽症で済んでいる。
目のかゆみ、くしゃみ、のどの変調は、軽くではあるがあらわれているので、大量の花粉が舞っていることはわかる。
しかし、日常生活に支障が出るレベルではない。
そろそろ結論付けても良いと思う。
あくまで「私の体質では」という前提はつくが、糖質制限は花粉症の有力な治療法になり得る。
固いからだを少しでも柔らかく、あわよくば腰痛軽減を願ってゴソゴソはじめているヨガ。
毎日ではないが、さぼりながらも、できるだけ試みている。
まだほんの初歩の初歩で、足首から腰、肩甲骨にかけてのストレッチという感じだ。
あいかわらずからだは固いのだが、糖質制限で十キロ以上減量し、腹回りの肉が大幅に落ちたので、以前よりはヨガのポーズらしくできている気がする。
寝る前に小一時間ほどヨガの時間を持てれば、その夜の睡眠が深くなり、翌日腰が軽くなっているのは実感としてわかる。
体の固さも左右でかなり差があり、姿勢の歪み、骨格、内蔵の歪みがあるのがわかってくる。
よし、この調子。
できるだけでいい。
さぼりながらも、ぼちぼち続ける。
頑張りすぎないよう、泡盛でもひっかけながら。
体とともに、極端な心も少しずつ溶かすのだ。