Kindleストアをのぞいていて、平井和正の「幻魔大戦」が激安で売られているのを見つけた。
80年代、角川文庫で全20巻で刊行されていたベストセラーを、合本電子版にしたもの。
今現在994円の値が付けられているが、ちょっと考えられないくらい安い。
何かの間違いではないかとすら思う。
ちょうど一年ほど前に著者がお亡くなりになった追悼か?
●「幻魔大戦 全20冊合本版<幻魔大戦>」(角川文庫)[Kindle版]
平井和正(著),生頼範義(イラスト)
膨大な平井作品群の中でも「問題作」として知られている。
その「問題」についてはいずれ稿を改めて述べたい。
30年前に刊行された角川文庫は、そろそろ紙の劣化で物理的に限界に達しつつある。
昔の文庫本は、今と違って紙質がかなり悪かったのだ。
以前はBOOK・OFF等でも安価なまとめ売りがあったが、この十年ほどでめっきり見かけなくなった。
このタイムセール(?)、いつまで続くか定かではない。
生頼範義の超絶イラストもカラー、モノクロ全て収録されているので、作品確保には絶好の機会ではないだろうか。
【1月28日追記】
本日、amazonの上掲電子書籍の値段表示が変わったようだ。
定価9936円で8942ポイントつく形になった。
引き算した値段は変わっていないが、ポイント割引に変更されたようだ(苦笑)
【2月6日追記】
セール終了の模様。
Kindle本はけっこうタイムセールがあるので、今後も要チェック!