枕元にメモ用紙やノートと筆記用具を常備し、夜半や朝方、夢で目覚めた時に憶えていることを絵や文で書き留めておく。
半分寝惚けた状態の走り書きなので、意味をなしていない事も多々あるのだが、たまに面白いイメージが記録として残る。
長いものだとB5ノートに数ページ、筆記に小一時間ほどかかることもある。
当然、睡眠時間は削られ、翌日睡眠不足気味になったりする。
それだけの犠牲を払ってでも、ぜひとも書きとめておきたい夢が、たまにある。
注意すべきは、普段から夢に関心を持っていると、奇怪な夢を呼び込むようになってしまう傾向もあることだ。
私が怪しい夢を面白がり、求めがちであるということもあるかもしれないが、度々悪夢を見ると、精神的負担がけっこう重く、日常生活に支障が出る。
夢日記にも、あまりこだわりすぎない方が良いようだ。
心身ともに余裕のある時期に、何度か集中してかきとめてきた。
時間をおいて読み返してみて「作品になる」と判断したものは、絵や文章を、あまりいじりすぎないように注意しながら、他人の鑑賞にたえるように多少整えた。
このカテゴリで紹介してきた夢の数々は、そのような記録の中の一部である。
一応、作品としてネット公開して差し支えないと判断したもののみ、アップしている。