一週間前、朝布団を上げている時に、少々腰を痛めてしまった。
ドイツ語ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と表現するとか。
今回の私の場合は、そこまではいかないけれども、軽めの一撃を食らった感じ。
日常生活は一応こなせるが、姿勢を変える時に少し痛んだり、立ち時間が長くなると辛かったりという程度だ。
寒い時期の朝は、身体が固まっているので要注意。
もうよくわかっているのだけれども、朝一に近い時間帯に頭がよく働かないのは、なかなか避けがたい。
それでも布団を上げようとした瞬間、とっさにヤバさを感じてすぐに下したのが良かったのだろう、最悪の事態は回避できた。
軽く腰を痛めたのは一年ぶりぐらいか。
身動きできないほどの重症のぎっくり腰はこれまでに二度経験しているが、ここ十年近くは軽症だけで、基本的に腰に対する意識はできてきている気もする。
軽めの腰痛で済んでいる分には、たまに注意喚起する意味でも悪くはないかもしれない。
部屋のボイラーの調子が今一つだったこともあり、近所の風呂屋に何度か通ってゆっくり温まると、症状は緩和された。
春までにあと一回くらいは、クソ寒い仕事場の灯油タンクの入れ替えをしなければならない。
自分が腰痛持ちであることを忘れぬよう、注意注意。
もう一つの持病の胃腸炎は、ヘルニア騒動以降、鳴りを潜めている。
こちらも忘れずに……