前回記事で紹介した「ガンプラ三種の神器」のうち、1/144シャアザクについては既に作例を記事にしている。
今回は量産型ザクを作ってみよう。
ガンプラ旧キットをこれから作ってみようとしたり、久々にプラモ復帰しようとする時は、まず手慣らしに、この量産型ザクから作ってみるのがお勧めだ。
一番人気のガンダムは、かつてのプラモ少年なら周知のことだが、組むだけならともかくちゃんと塗ろうとするとかなり難しいのだ。
その点、量産型ザクなら色分けがシンプルで、ミリタリーっぽい配色は塗料のノリも良い。(その点シャアザクは、例の「シャアピンク」の問題があって、少し難易度が上がる)
今回は肩のハの字切りもせず、ザク本体は全くの素組み。
その代わり別売りの「武器セット」の中から、ザク用の武装をてんこ盛りにしてみた。
●1/144 モビルスーツ用武器セット
主要なロボットだけでなく、こんなカスタマイズパーツまで発売されていたところにも、80年代初頭のガンプラブームの熱が思い出される。
この「武器セット」の武器を実際にプラモに持たせるためには、武器や本体の方を多少改造しなければならなかった。
昔の小学生はこれをきっかけに、ヤスリ掛けやカッターナイフの使い方を、手にちょっとした切り傷を作りながらも習得していったのだ。
今回は改造というほどのレベルの工作ではなく、単に接着剤でベタベタ貼り付けただけだ。
そう言えば、小学生の時にも同じようなことをやった気がする。
土偶ザクでもフル装備にするとなんとなくカッコよく見えてくるから不思議だ。
例によって全体につや消しブラックの缶スプレーを吹き付け、黒立ち上げ風にアクリルガッシュを筆塗りしてみる。
最初期の旧キットも、塗ればけっこう良くなるじゃないですか!
以前紹介した同スケールのFG量産型ザクと並べてみても、これはこれで「年式の違い」くらいにも見えてくる気がする。
シャアザクと並べると、機動性重視のカスタム機とその支援機という風景に見えてくる。
作って楽しい、並べると更に楽しい旧キット!
年甲斐もなく……
この他のプラモ・フィギュア作例については、以下のまとめ記事を参照!
プラモ・フィギュア作例まとめ