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2017年03月11日

3.11 この日に思うこと

 今年もまた、3.11がやってきた。
 東日本大震災、そして原発事故の日である。
 思えば6年前のあの日から、この浮世離れした神仏与太話ブログのトーンも、少し変化を余儀なくされた。
 当時のリアルタイムの記事は、カテゴリ「釜」にまとめてある。
 あの黒々とした絶望感は、今でも記憶に鮮明だ。
 私は阪神淡路大震災の被災者でもある。
 年明けから90年代のことをあれこれ記事にしているので、よけいに震災のことには敏感になっている気もする。

 地震や津波などの自然災害、それに戦争や経済破綻などの人為を加えれば、人生の中で一発二発はそんな破局は食らうものだ。
 いずれ「それ」は必ずやってくる。
 これは予言でもなんでもなく、歴史を見れば明らかな事実認識なのだ。
 一発も食らわずに済むのは、むしろ非常に幸運に恵まれた場合に限られるのではないだろうか。
 
 それでも人は日々の生活に追われ、しみじみと味わいながら暮らしていく他ない。
 あらためて、防災意識だけは大切に。
posted by 九郎 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする