もういっちょ!
今月最後のプラモ紹介は、連邦の量産MS(?)ボール。
こちらも基本的に昔と同じ300円で入手可能。
●1/144 RB-79 ボール
このプラモは小学生時代に作った記憶がない。
小遣いは限られているので、「ボールはいらん!」と思ったのだろうか。
荷物整理をしていたら、完成させていないものが見つかった。
おそらく90年代に買ったものだと思うが、なぜ買ったかは覚えていない(笑)
今回は全くの素組み。
塗装前の写真を撮り忘れたので、いきなり完成写真からいってみよう。
飾り台と、1/250の小サイズのボールがおまけに付いている。
1/250というのは、ガンプラブーム当時発売されていた「ガンダム情景模型」や、一部のモビルアーマー、Gアーマーなどと共通のスケールで、並べられるようになっているのだ。
成型色はアニメ設定の地色に近い、薄いラベンダーだった。
1/144のプラモ本体は、頭頂部の砲台と腕関節が可動。
どこからどうみてもボール以外の何物でもない。
作業用ポットを応急で武装したみたいな「間に合わせ感」が、とにかく物量でジオンを圧倒しようとする連邦の焦りを表しているようだ。
MSなのに、中古だったら百万くらいで売ってそうな、見事な雑魚キャラの雰囲気がたまらない。
相方のジムと並べると、エースパイロットが駈るガンダムの華々しい活躍とは違う、一般兵士のリアルな戦場の空気が感じられてくる。
ボールはもうこの旧キットで十分じゃね?
とも思うのだが、一応HGUC版も紹介しておこう。
二機セットとはいえボールで千円超えは、私としては「高け〜」と思ってしまうのだが、色分けや可動、コクピットまで再現されていれば、このくらいの値付けにはなるだろう。
それはわかるのだけれども。。。
●HGUC 1/144 RB-79 ボール ツインセット
旧キット作例紹介、今月はここまで!