毎年この時期に作っている「おりがみ兜」、今年のネタはせっかく大河が「直虎」なので、井伊家の赤備をテーマにしてみよう。
赤備と言えば武田や真田も高名だが、今回モデルにしたのは井伊直政所用と伝えられる、朱塗りに巨大な金の天衝の頭形兜。
井伊家歴代の原型になったとされるものである。
井伊直政は、現在放映中の大河ドラマでは「虎松」にあたる。
五目並べに負け、いい顔で悔し泣きしていたあの小さい男の子だ。
(今気づいたけど、「直」で「政」か。。。)
折り方はこれまでにも何度か紹介してきた「変わり兜」からのアレンジ。
おりがみ兜
八咫烏の兜
おりがみ「六文銭兜」
以下の本に折り図が掲載されている。
●「変わりおりがみ」杉村卓二著(保育社カラーブックス
本来は対角線が1:2のひし形にカットした紙から折っていくのだが、今回は頭部を赤、天衝にあたる箇所を金にしたかったので、一工夫。
裏地が赤の金箔折り紙を、以下のように折った所からスタートする。
好みで色々試してみれば、作例に近いものができると思う。
今回使用したのは以下のおりがみ。
●トーヨー 豪華金箔調おりがみ 24cm角 金赤 6枚入
これまでのおりがみ兜まとめ記事は、こちら。