2017年07月04日

ブーム当時のガンプラ2 1/144スケール

 ガンプラブーム当時、私たち小学生が主に買っていたのは、やっぱり1/144スケールだった。
 このスケール、何を置いてもまず安い!
 主役機ガンダムやザクなど人気MSの大半が300円。
 デザインや体積に応じて400円、500円、600円のMSもあったが、80年代初頭の子供の小遣いでも無理なく買える値段帯だった。
 ちゃんと作るにはニッパーや接着剤、各種塗料や筆、溶剤、パテやサンドペーパーなどが別途必要だとしても、一個プラモを買えばしばらくは存分に楽しみながら組み、塗り、飾ったり遊んだりできるので、わりと安上がりなホビーではあった。
 専用工具や塗料がなくても、昔はプラモに(非常に使いにくいが)接着剤は付属していたし、パーツの切り出しに爪切りを使ったり、油性マジックで塗ったりという荒業もあって、それぞれのレベルで楽しめたのだ。
 作ったり遊んだりするのに小さ過ぎず、集めるのに高価過ぎない。
 そういう手頃さがありながら、「1/144」という航空機プラモ等と同じスケール表記が、これまでのロボットプラモにない特別なリアルさを感じさせてくれる。
 ガンプラというのは、そういう絶妙さを備えていたのだ。

 あの頃「全部作りたかった」1/144MSのプラモは、当ブログで一応コンプリートできた。
 以下に作例記事を紹介しておこう。

【連邦MS】
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●1/144ガンダム
●1/144ガンキャノン
●1/144ガンタンク
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●1/144ジム
●1/144ボール(1/250のおまけつき)

【ジオンMS】
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●1/144旧型ザク
●1/144量産型ザク
●1/144シャア専用ザク
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●1/144グフ
●1/144ゴッグ
●1/144量産型ズゴック
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●1/144シャア専用ズゴック
●1/144アッガイ
●1/144ゾック
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●1/144リックドム
●1/144量産型ゲルググ
●1/144ギャン
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●1/144ジオング

 実はシャア専用ゲルググだけは未組立。
 量産型ゲルググの記事でも詳述した通り、これがちょっと「困ったキット」なのだ。
 よほどの懐古趣味でないかぎり、旧キットでカッコいいシャアゲルが欲しいなら、ブーム当時のものではなく後発のMSV版を組んだ方が良いだろう。
 MSV版は再販頻度が低いのが難だが、定価800円でかなり満足感の高いキット。
 いずれ作例を紹介したい。


 旧キット1/144シリーズはMSだけでなく、合わせて飾れる武器やいくつかの支援機も発売されていた。
 以下に紹介してみよう。


●1/144モビルスーツ用武器セット
 ガンダム、ザク、グフ用の、単体のキットには付属していなかった武装が満載。
 これでプラモの小改造に目覚めた小学生は数知れず。
●1/144 Gアーマー
 同スケールでは最高額の定価1000円だが、新規金型のガンダムも付属しており、あらゆる合体変形パターンが再現できる。
 ブーム当時の小学生垂涎の人気キットだった。
●1/144コアブースター
 劇場版でGアーマーに代わって登場したメカ。
 形状は極めて良好で、今のキットと合わせても遜色なし。
 再販頻度は低いが、出るとすぐ売り切れる現役で人気のキット。


●1/144マゼラアタック
 ジオンの特殊戦車。主砲はマゼラトップ砲としてザクに持たせられる。
●1/144ドダイ
 グフ用の開脚できる股関節が付属しており、装着すると乗せることができる。

 そして1/144MSプラモで忘れてはならないのが、「アニメに登場しなかった」ジオンの水陸両用MSシリーズ。
 作中の全MSがキット化された後も、下火になりながらもまだガンプラブームは続いていた。
 本来世に出るはずもなかった「蔵入りスケッチ」が急遽クリンナップされ、立体物になったのが以下のシリーズ。




 ブームに熱狂していた当時の小学生たちの間ですら「?」が渦巻いた謎のMS群である。
 子供心に「祭の終り」というものを感じた覚えがある。
 このシリーズを最後に、アニメ「機動戦士ガンダム」第一作(通称ファーストガンダム)のプラモブームは一段落することになる。

 しかし振り返ってみれば、それでもガンプラは滅びることなく進化を続けたし、リアルロボットアニメが質量ともにピークを迎えるのはブームの去った後のことになる。

 そしてブーム当時のガンプラは1/144スケール以外にも多数存在する。
 まだまだ私のガンプラ語りは続くのだ(笑)
(続く)
posted by 九郎 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サブカルチャー | 更新情報をチェックする