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2017年08月07日

70年代の叫び

 今、カルメン・マキの歌声をヘビーローテーションで聴いている。
 

●ベスト・オブ・カルメン・マキ&OZ

 カルメン・マキ&OZの活動期、私は完全に子供だったので視界に入っていなかった。
 その後も、好きなアーティストの何人かが影響を受けた「原典」らしいという知識はあった。
 2000年代に入ってから、古武術の甲野善紀さん、精神科医の名越康文さんとともに対談している本を手に取った。


●「スプリット―存在をめぐるまなざし歌手と武術家と精神科医の出会い」
 カルメン・マキ、甲野善紀、名越康文(新曜社)

 その本を読んでから俄然興味が出てきて、また70年代の音楽自体が好みだったこともあり、上掲のCDを入手した。
 以来、何年かに一度のペースで聴き込む時期を持っている。
 今回ハマっているのは、70年代あたりの終末ブーム関連の覚書を記しているためだ。
 時代の空気を再現するには「音」が大きな力を発揮する。
 日本の女性ロックボーカルの元祖の、切り裂くような叫び声。
 本物のシャウトを聴きながら、ぼちぼちと過去を振り返っている。 
posted by 九郎 at 23:50| Comment(0) | カミノオトズレ | 更新情報をチェックする