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2018年11月01日

2018年11月のあれこれ

 長らく放置していますが、生きてます!
 10月中は全国妖怪造形コンテストの応募作品を作ったり、マンガを描いたりしていました。
 妖怪コンテストの方は、三年ぶり二回目の応募。
 前回はちょっと変化球で妖怪楽器「山姫の歌声」で応募、残念ながら入選はならずでしたが、その前段階の最終候補作には入れてもらえました。
 
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 今回は直球勝負の妖怪フィギュアで応募。
 凄腕の皆さんがこぞって参加するコンテストなので望み薄なんですけど、今回が最終回ということなのでせっかくだからにぎやかしで参加させてもらいました。
 結果発表までは今しばらく!

 マンガの方はどんと関連です。

 カテゴリ:どんと
 月物語

 こちらは全12ページ中、9ページ分までアナログ原稿が進んでいます。
 引き続き原稿描き、その後デジタル編集で完成見込み。
 こちらも今しばらくかかりそうです。

 以上、簡単ながら安否確認です!
posted by 九郎 at 23:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

#富野由悠季監督生誕祭

 先週11月5日は、アニメ「機動戦士ガンダム」等を手掛けた富野由悠季監督の誕生日ということで、Twitterでもハッシュタグが設けられ、盛り上がっていました。

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 私も便乗して呟きましたので、一連のものを以下に加筆再構成してみます。

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 監督はガンダム以外にも色々すごいんやで!
 ダンバインとか、異世界ファンタジーも生物的メカデザインも、一般にはなんにも人気がない時代に作ったんやで!

 監督が変なことやってるのは全部わざとやで!
 監督が俺らに媚びて俺らが望むようなアニメ造ってたら、そんなもん今頃一つも残ってへんで!
 ガンダムかて絶対今まで続いてへんで!

 今はもう見慣れてもたけど、ファーストガンダムの変なMS、MAは、だいたい富野デザイン(原案)やで!
 ゴッグやゾック、ゲルググ、ギャン、ジオング、エルメス、ビグロ、ビグザムとかな。
 こいつらおらへんかったら、さぞファーストも寂しかったやろな!

 俺らリアルタイムで富野アニメ観てた時は、設定もデザインもストーリーも「なんでやねん!」「なんでやねん!」「なんでやねん!」て文句ばっかりつけてたんやで!
 そやけど十年経ったら全部「だがそれがいい!」に裏返ったんやで!

 今はもう誰も疑問に思わんけど、エルガイムの時にメカもキャラも永野護に描かせた時は、みんなひっくり返ったんやで!
「おまえ、誰やねん」みたいなw
 でも監督の変さを一番受け継いでるのは永野護かもしれへん。
 だからおまえら、GTMのことは、まあ十年待ったって!
 今はどう見ても変やけどな!

 監督の作品は時を経て真価に気付く「十年殺し」が多いけど、場合によっては「三十年殺し」もあるんやで!
 マーベルがすごいいい女であることなんて、俺わりと最近分かったからw

 監督の臆面もない嫉妬癖は、たぶん師匠の手塚治虫からの遺伝やで!
 何か流行ると、激しく嫉妬してパクる!
 パクるというか、即吸収する!
 宮崎アニメのコミカルな動きを見たらザブングル作るし、マクロスをチラ見しながら、自分も若手に任せてエルガイム!
むしろすがすがしい!

 監督は宮崎アニメに対する嫉妬の炎メラメラなのを隠そうともせーへんけど、俺にとっては監督の方が断然偉い!
 子どもに毎週無料で見せてプラモを売る、街頭紙芝居の駄菓子売りみたいなビジネスモデルに徹しながら、俺らに現実世界のモノの見方を叩き込んでくれたんやで!

 これからも末永く、俺らが顔面ひきつるような毒を吐き続ける監督でありますように!

posted by 九郎 at 00:16| Comment(0) | サブカルチャー | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

2018秋の散策その1

 今月上旬、紅葉を求めて近場の山へ。
 その時は紅葉にはまだちょっと早かったのですが、軽めの山歩きを堪能できました。
 ほぼスマホ圏外なのも、景色に集中できて逆に良かった(笑)

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 ついでにアウトドアや防災装備のチェック。
 愛用のイワタニ・ジュニアバーナーは、高山などの本格的登山には不向きですが、そこそこ軽量コンパクト、カセットボンベが使えるのが利点。
 スノーピークのアルミクッカーにケースごとすっぽり入ります。

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 モンベルのブランケットで野鳥の声を聴きながら昼寝。
 上旬はまだあまり寒くなかったので、風邪をひかずにすみました。

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 もちろんスケッチも。

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 風景は引き算。
 いかに描かないか。

 なんとなくそのようにつかめてきたのですが、まだまだです。
 もっと手数を減らし、一筆一筆の精度を。
 この秋、スケッチを重ねています。
posted by 九郎 at 20:18| Comment(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする

2018年11月23日

2018秋の散策その2

 今月は引き続き、時間を見つけては「秋」のスケッチをしています。
 出先に、紅葉というほどではないものの、ちょっとした雰囲気のある木立があったので一枚。

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 あまり構えず、結果にこだわらずに、色々試してみるのがスケッチ。
 気に入ったり気に入らなかったりしますが、描いたら描いただけ得るものはあります。

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 スケッチ散策には、よく椅子付きリュックを使っています。

 スケッチ用具覚書 スケッチバッグ

 私が使っているのはもう5年ほど前に二千円くらいで購入したもの。
 値段が値段なのであまり期待してなかったのですが、以外に使い勝手がよく、破損もせず愛用しています(笑)
 椅子にそこそこ高さがあって、腰痛持ちに優しい仕様。
 小容量のA4サイズ対応だが、ぎりぎりB4も収納可。

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 街中で例年注目している秋の色彩のは、サクラやナンキンハゼなど。
 近所の公園や街路樹で秋のスケッチができないかと出かけて見たものの、不発。
 緑から赤へ葉の色が変化する過程で、真ん中に黄色がしっかり挟まると綺麗なのですが、気象条件からか、黄色があまり出ない年があります。
 緑と赤だけ目立つと補色なので、遠目に黒っぽく沈んで見えてしまう、今年はどうやらそんな感じ。

 それでも歩いていると、秋らしい色彩はそこここに見つかります。
 通りすがりの民家の壁面が素晴らしい状態だったのですが、立ち止まってスケッチできる場所ではなかったので、写真を一枚。

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 その後、写真を元にスケッチ。
 実物からではないので形状や空間は掴みづらいため、配色の確認を主に。

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 意外にピンク系の隠し味が効くと、今年初めて気づきました。
posted by 九郎 at 20:30| Comment(0) | 神仏絵図覚書 | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

2018秋の散策その3

 引き続き秋のスケッチ。
 季節はもう冬なれど、秋の色彩が残る限りはもうひとねばり(笑)
 近所の公園のカエデの全体像。

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 他の紅葉もそうですが、カエデは距離によって見え方が全然違ってきます。
 遠景だと葉の色のグラデーションが見え、近づくごとに枝ぶりが見えてきて、さらに接近すると無数のトゲトゲした実が目立ってきます。

 距離感により、何を捨て、何を描くか変わってくるので、がむしゃらに描き込めばよいというものでもありません。


 同じく近所の公園のイチョウ。

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 樹木を描くときは、どうしても幹から横に張り出した枝ぶりに注意が行くし、絵としてはそのように描かざるを得ないのですが、実際の枝は手前方向にも同じように張り出しています。
 そうした立体感は写真だとわかりにくいので、実物を観ながらどう描写に持ち込むかが思案のしどころです。

 ちょっとだけつかめてきたかも。


 そして、やっと描きたいサクラに出会ったので一枚。

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 色々考えて手を動かした経験が大切。
 樹木の省略や様式化は日本画の技法が優れていますが、たぶん今鑑賞したら、以前より何をやっているか理解できるはず。


 同じ絵でも、静物、人物、風景、建築など、それぞれ本来は別科目。
 画塾に通い始めてデッサンを習得中の中高生諸君、今みなさんが学んでいるのは色々ある中の一科目ですよ(笑)
 スポーツで言えば、種目とは別の筋トレに似ています。
 自分のやりたい作品は、別メニューでしっかり進めましょう!
 色々描ける人は、かなり早い段階から思いきって自分の絵柄という「枠」を設け、その枠内で割り切って精進してるケースが多いようです。
posted by 九郎 at 17:15| Comment(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする