毎年制作しているおりがみ兜、今年のお題は三日月形の前立てで印象深い、伊達政宗の兜をイメージして作ることにしました。
4月半ば頃から制作開始し、徐々に感じをつかんでいきました。
巨大な三日月形の前立てを、切り込みや別パーツを使わず折り出す仕組みは、昨年の楠木正成兜を踏襲しました。
仕組み自体は早々に思いついたのですが、中々すっきりシンプルにまとまらず、試作の積み重ねが必要でした。
ネックはやはり三日月形前立ての左右非対称。
試行錯誤の末、なんとかすっきり折り出す工夫がついてきます。
だいたい折り方が定まったら、そこから更に微調整と練習を重ねます。
絵の筆置きと同じく、おりがみも何をもって完成とするかは難しい所ですが、両面メタリックのホイル紙を使用した以下の一作をもって、 ひとまず完成とします。
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