この写真自体はずっと後になってからのもののはずだが、記憶の中の風景とさほど相違点はない。
見ながら手を動かしてたらそこそこ描けてしまったので、「原風景スケッチ」ぼちぼち開始!
今回は祖父母宅の近所の御堂から何枚かご紹介。
御堂は普段閉じられていたが、軒先から廊下あたりは私たち子供の遊び場になっていた。
高床の下にもぐり込むのはご法度ながら、ダメと言われていることほど楽しいもの(笑)
ホコリと蜘蛛の巣だらけになりながら、アリジゴク観察などに興じていた。
御堂の下手脇の石段。
沈下や崩落、コンクリート補修等を繰り返して、私が幼い頃にはもうかなりフクザツなことになっていた(笑)
高さ1m強ほどの小さな石段だが起伏が面白く、小さい頃の私は飽きずに登り下りを楽しんでいた覚えがある。
その石段をのぼり、観音堂の裏手への出口付近には、崩れた古い石塔が積み上げてある一角。
さらに裏手の墓場とともに「危ないから遊んだらあかん」と言われていたが、不思議な雰囲気が大好きな場所だった。
(ぼちぼち続く)