まだまだ夏の空気の色濃い9月半ば、仕事場で見かけた蔓草を描いたのが最初の一枚でした。

手の動くままに描いた一枚で何かつかめた気がして、近所の公園などで雑草スケッチを重ねていきました。

幼い頃、実の部分が蝶の幼虫になるのではないかと思い、虫かごに入れておいたりしたことがあります。
おそらく図鑑で見た「自然発生説」の解説図のイメージではないかと思います(苦笑)
そう言えば名前は知らないなと、昔なじみの雑草を生まれて初めて調べてみた結果、たぶんシマスズメノヒエという帰化植物のようですね。
オオイヌノフグリとかナガミヒナゲシとか、子供の頃から馴染み切っていても実は帰化植物というパターンはけっこうあります。
ついでにネコジャラシとも一回ちゃんと向き合おうと、一枚スケッチ。
けっこう難しいです。
今年は春先にコロナ騒動が勃発し、公園から人けが途絶えた期間がありました。
そのせいか例年より草むらの範囲が広がり、私好みの雑草たちが繁茂してくれ、大いにスケッチ意欲を刺激されました。

秋のスケッチ、まだ続きます。