続いて全18ページのうち、後半10〜18ページを公開。
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以上。
このマンガ「カーニバル」のイメージソースになったのは、
・「どんとマンガ」
・ボガンボス楽曲「カーニバル」
・どんとソロ楽曲「どんとマンボ」「波」
・その他どんとに関する音源、著作物
それらの断片をサンプリング、2001年「どんと院まつり」での体験を、彼岸からの視点で構成している。
どんと院まつり1
どんと院まつり2
どんと院まつり3
作風としては「スピリチュアル」な印象を与えると思うが、私自身はいわゆる「霊魂」の実在には否定的だ。
基本的には仏教徒なので、「霊魂は無い、それでも輪廻はある」という空想を、以前ブログに書いた。
めぐる輪廻のモノローグ
このマンガも、その延長線上で描いている。
どんとは「死」のことを「情報化」と表現していたという。
その不思議な言葉遣いを長い時間かけて反芻するうち、「輪廻」や「浄土」について、自分なりに理解し、受容できるようになった内容が、マンガ「カーニバル」の中には込められている。
あまり人様に読んでもらうことを前提にせず、ただただ90年代半ばから00年代初頭の自分の鎮魂のために描いたものだが、構想から数えると二十年物。
よろしければ、ご一読を。