2008年08月23日
夜店に行ってきた
仕事帰りに、おなじくしまい支度の夏祭に通りかかった。
私の望み通り、本職の夜店と住民参加の売店が共存した盆踊り大会だった。店先を覗いて回ると、単価は住民参加のお店の方が圧倒的に安く、100円〜200円が主流だ。本職は300円〜500円ぐらいのものが多い。
本職のお店は粉物が多く、自家発電なので、昨今の燃料費や物価高の影響をもろに受けているはずだが、値段は逆に抑え気味になっているようだ。その代わり、1パックごとの分量は少なくなっている。たこ焼の個数は減っているし、焼きそばの類も分量控えめだ。
苦肉の策なのだろうけど、私は今の状態の方が嬉しい。せっかく夜店に行ったら色々つまみたいのだが、前は焼きそば等を買うとそれだけでお腹がいっぱいになってしまったものだ。
品目は本職のお店の方が一手間かかったものが多い。たこ焼きやイカ焼き、広島焼きや回転焼きなど、夜店でしか食べられないものが多いので、やっぱり私は住民参加のお店よりはこちらに足が向く。
ただ、たこ焼きに関して言うと、関西では一家に一台たこ焼き器があるような土地柄なので、本職のお店はそれなりの技量や工夫がないと立ち行かない。
今回私が頼んだのは、以下の三品。
まずはたこ焼き。チーズと薄口ソースに鰹節がかかった一品で、小振りなボールが八個で300円。あっさりしていてさすが本職の味。
そしてイカ焼き。
この名前を書くとイカの姿焼きを想像する人が多いと思うが、関西ではイカの切り身を玉子たっぷりのメリケン粉生地で焼き、甘いソースをかけた「簡易お好み焼き」みたいな食べ物を指す。200円。
それから店じまいで安くしてあった焼き鳥。5本で200円。残り物でちょっと焦げているのはご愛嬌。
これで今年の夏祭欲望は、一段落。
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