
【稲荷縁日】
当ブログのロゴ画像等で何度か使用してきたデザイン。
「お稲荷さん」の愛称と、朱の鳥居や狛犬代わりの狐の石像で親しまれる稲荷信仰をテーマにした一枚。
稲荷と言えばすぐに狐を連想し、狐信仰のように受け止められることもあるが、本来は「稲荷=飯成り(いいなり)」で、穀物などの食に関する神様であるらしい。狐はその眷属で、本体ではない。狐の石像は2体一対で、よく見るとそれぞれ如意宝珠と巻物を咥えた姿のものが多い。
連続する朱の鳥居と、牙をむき目がつり上がった狐の像を見ると、どこか心が落ち着かないような、不思議な気分になる。縁日の夜店の雰囲気ともどこか通じるあの感覚だ。