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2009年04月13日

今年もまた縄文の季節

 今年も花見がてらに縄文土器を焼いた。
 両手に乗る土鍋ほどの大きさの浅い鉢だ。
 形状や模様についての詳細は、また後ほど。

 土器は焼いてみるまでわからない。
 焼成前に一度撮影。

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 愛用の「釜」である煎餅の空き缶に、土器と木炭を程よく詰める。
 詰めすぎも、詰めなさすぎも良くない。
 燃焼には空気が必要だが、一気に温度が上がりすぎるのも、土器の割れの原因になる。

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 去年の残りの木炭を使ったら、湿気ていたのか着火に手間取ってしまった。私としたことが(苦笑)
 木炭の燃焼が一旦始まってしまえば、あとはのんびり待つだけ。
 親類から送ってもらった干物などをあぶってみたりする。

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 炭火で焼いた干物は絶品。
 見上げた頭の上には桜。

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 約三時間後、真っ白に完全燃焼の進んだ木炭の合間から、赤褐色に焼き上がった土器の肌がちらりと見える。

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 そろそろ頃合か。
(続く)
posted by 九郎 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 縄文 | 更新情報をチェックする
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