今回のテーマは「六地蔵」。
昨年、土器地蔵を焼いたのだが、造型的にはおとなしめのものだった。今回は縄文テイスト全開で造ろうとスケッチを重ね、外向きの輪になった六地蔵で器を作ってみることにした。
そして出来上がったのが↓これ。
合掌した手と衣の重なりを、縄文風に刻み込む。
器の内側にも紋様を刻んでしまったので、煮炊きや植木鉢などの実用には適さないかもしれない(笑)
果物やその他の食材乗せるのには似合いそうだ。
六地蔵を横一列に並べると、それぞれ表情が違うことがわかる。
(クリックすると画像が大きくなります)
粘土段階で少し砂を混ぜすぎてしまい、表面処理が粗くなった。一部、崩れてしまった箇所もある。
そういうマイナス点も含めて、地蔵の表情になってくれているといいのだが……
縄文時代は年代的にいうと仏教のはじまり以前のことになる。
わざわざ遡って「地蔵」を作ったことには一応理屈もつけてあるのだが、それはまた後日。
良い趣のある作品ですね。もし、これがどこかのお寺の地中から発見でもされたら、大騒ぎかな?とか、余計なことも考えてしまいました。
> 縄文時代は年代的にいうと仏教のはじまり以前のことになる。わざわざ遡って「地蔵」を作ったことには一応理屈もつけてあるのだが、それはまた後日。
途中、これが気になりました。また次の記事も楽しみにしております。
>もし、これがどこかのお寺の地中から発見でもされたら、大騒ぎかな?とか、余計なことも考えてしまいました。
チベットの「埋蔵教典」みたいに、どこかのお寺の裏山に埋めてから掘り出してみましょうか(冗談)
>途中、これが気になりました。また次の記事も楽しみにしております。
二、三日したら記事を上げられると思います。
縄文土器の資料写真を調べている間の、ちょっとした思い付きなんですけどね。