ものの本によると、沖縄には「美ら瘡(ちゅらかさ)」という言葉があるそうです。天然痘を意味する言葉なのですが、恐ろしい病を美しい名前で呼んで丁重に迎え入れ、穏やかに送り出すという伝統があったそうです。
人やモノが奔流のように移動する現代では、流行り病は遅かれ早かれいずれ広がっていきます。
さいわい今回の新型インフルエンザは弱毒性とのこと。
あまり潔癖に騒ぎ立てるのではなく、備えるべきは備えつつ、静かに通過を待つのが良いでしょう。
過去に投稿した記事の中から、疫病神に関するものをご紹介します。
蘇民将来神話
なまはげ
バグ
牛頭天王
鬼を統べる神
オン・牛頭・デイバ・誓願・随喜・延命・ソワカ