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2009年07月22日

蝕2

 出先で日蝕を見た。
 曇りだったので半分諦めていたが、雲が流れて薄くなった時、鮮明に日の欠けた様が観察できた。
 薄い雲が適度なフィルターになって、専用のサングラスを使わなくても肉眼で楽に観察できたので、条件としては晴天よりも良かったかもしれない。
 手持ちのデジカメでも普通に撮影することができた。

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 道端の水たまりに映った日蝕は更に見易く、それに気付いた通りすがりの人々があちこちで下を向いてケータイを向けているのが面白かった。私ももちろんその中の一人だ(笑)

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 最も欠けた時間帯では、曇りであるという以上に辺りが暗くなり、それまで喧しく鳴き立てていた蝉たちも静まり返って、異様な雰囲気だった。

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 今回の日蝕については一年ぐらい前から知っており、ここ数週間は報道も頻繁だった。そうした心の準備があってさえ、真昼の日蝕はちょっとした衝撃だった。
 二年前の月蝕の時は事前の知識無しに体験できて、原始的な「畏れ」の心を味わったのだが、今回の体験も中々得がたいものだった。

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posted by 九郎 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする
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