多忙に紛れているうちにもうお彼岸入りしていた。
23日の秋分の日を中日にした一週間が秋のお彼岸。
今年は「シルバーウイーク」ともほぼ重なっている。
近所で馴染みの柘榴の樹には、パンパンにふくらんだ実が重たげにぶら下がっている。
ヒガンバナも気付いたときにはもう満開だ。
ビルの谷間にわずかに残った田んぼの縁は、毎年見事な花壇と変わる。もしかしたらずっと昔、周囲が一面田んぼだった頃から続く株なのかもしれない。
ヒガンバナは毎年同じ場所で咲く。
どこかで咲いているのを見かけると、ついつい寄り道して毎年馴染みの場所を覗いてみたくなる。
四年ほど前に気付いた「白いヒガンバナ」の何箇所かも、立ち寄って確かめてみたくなる。
当ブログもそれなりの年月が重なってきた。
ヒガンバナの記録が、毎年の九月の記事で、三年前まで確認できるのは楽しいことだ。
2006年
2007年
2008年
秋のお彼岸には、毎年ある海辺の情景を思い出す。
お彼岸の落日にハナガフルという伝説の場所。
そこで繰り広げられた歴史絵巻についても、そろそろ手を付けたいなあ……
2009年09月21日
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