先月、部屋の荷物整理をしていて、ボロボロになったリュックをようやく思い切って捨てた。
肩紐が片方千切れかけていて、まだ何とか保っていたのだが、山行きを考えると不安な状態だった。
ここ十年以上、山に行くときは必ず背負って出かけたリュックだ。高価な品ではないが、まずまず頑丈で使いでがあり、私にとってはかけがえのない相棒だった。
高野山や玉置山、熊野本宮や那智、新宮、葛城にも行ったし、友が島にも何度も出かけた。山ではないが、沖縄等への旅でもいつも背負っていた。
山へ行き、野山に泊まると、それだけで結構「命がけ」の場面に出くわす。そんな場面でいつも使ってきた道具類には、やはりそれなりの愛着がわく。 私が使う道具はどれも安価ではあるが、注意深く「使える」ものばかり吟味してきた思い入れが深い。
それでも道具はやはり道具。
破損して使えなくなったものは、いずれ処分するしかない。
古い友達に感謝を込めて、記事にしておく。
2009年12月02日
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