2007年から継続して制作している折り雛。
今年もお目見えです。
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なんだ去年からちっとも変わってないじゃないか、と思われるかもしれませんが、今年は赤い和紙で雛壇を制作しました。
将来的に三人官女や五人囃子、左右大臣……と拡張していきたいので、余裕を持たせた三段構成です。
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この雛壇は「ポップアップ(popup)」と呼ばれる手法で作ってあります。いわゆる「飛び出す絵本」のシンプルな形式で、カードなどに良く使われます。
一枚の紙に切り込みを入れて折り曲げてあるだけなので、伸ばしたり完全に畳み込んだりが簡単にできます。
強度と収納性に優れているのでお勧めです。
展開図をアップしておきますので、よろしければ適当な大きさに拡大・縮小して、皆さんの折り雛を乗せてみてください。
私の場合は40cm×46cmの紙で制作し、最上段に7p角の台座の雛人形を二体乗せてあります。
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今回は厚手の和紙に糊を含ませ、乾燥させた後、ニスなどの樹脂で更に固めてあります。そこまでしなくても、厚手の紙であれば、折り雛を乗せてしばらくは保つと思います。
使用する紙の裏面に展開図を書き写し(またはコピーし)、折り線をカッターの背などで切ってしまわないように線引きしておくと、完成させやすいと思います。
実線が切り取り、破線二種類がそれぞれ山折り、谷折りです。
おりがみ雛人形に関する記事は、以下にまとめてあります。
おりがみ雛人形まとめ
2010年03月02日
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