●「お雛さまをたずねて」藤田順子(JTBキャンブックス)
日本各地の名品雛人形を多数の写真で紹介してあるので、おりがみで制作するときにも非常に参考になります。雛人形は時代や地方ごとに顔立ちや装束が違うので、好みのお手本を探してみましょう。
雛祭の歴史や薀蓄についても詳しく解説してあります。
それによるとそもそも雛人形の発祥は、和紙や木で作った「ひとがた」であったとのこと。そこから紙製の立ち雛になり、徐々に今の形に変遷してきたそうです。
ということは、雛人形を表現するときに、おりがみという手法を使うことは、伝統に沿っていることになりますね。
●「折り紙建築 グリーティングカード集」中沢圭子(彰国社)
今年の当ブログのお雛様は、ポップアップで作った雛壇に乗せてみました。今回はごく単純なものですが、このポップアップと言う手法も置くが深く楽しいものです。
いずれ作品をアップしてみます。
おりがみ雛人形に関する記事でコメントをいただいていたsumakoさんから、素敵な作品の写真を送ってもらいました。

(↑クリックすると画像が大きくなります)
すごく立派な雛壇飾りですね。
内裏雛も三人官女も五人囃子も左右大臣も、みんな揃って壮観です。
中でもお雛さまの作りこみに、sumakoさんの思い入れが感じられます。
これからはsumakoさんをお師匠として、作って行きたいと思います!