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2010年06月09日

VC与太話

 六月に入り、ようやく私の花粉症も一段落した。
 毎年4〜5月の花粉症の時期には、ビタミンCの大量(1日10gほど)摂取で乗り切ってきて、そのことは何度か記事でも書いてきた。
 ビタミンCを大量摂取する健康法は、私の敬愛するある作家が著書の中で紹介していたのを見て知った。さらにその作家のサイトで花粉症にも効くらしいことを知り、実践するようになった。
 いわゆる「メガビタミン健康法」は、いまだ一般的な健康法になってはおらず、否定的な意見もけっこうある。
 どのような健康法・療法にも様々な意見はあり、何を選択するかは個人の考え方や「縁」による、とはかの作家の言だ。
 医療に関する詳しい説明は、一介の神仏絵描きである私の任ではないだろうが、メガビタミンを提唱したライナス・ポーリング博士について検索してみれば、それなりに信頼が置ける健康法であることは理解していただけると思う。
 関連する書籍も紹介しておこう。



●「ポーリング博士のビタミンC健康法」ライナス ポーリング(平凡社ライブラリー)
●「ビタミンCがガン細胞を殺す」柳澤厚生(角川SSC新書)


 さてここからは私の阿呆な与太話。
 各自それぞれに体質があり、健康法・療法に合う・合わないはあるだろうが、私個人の体感としては、花粉症対策のメガビタミン健康法は物凄く良く効き、目立ったマイナス(副作用など)は存在しない。
 以下に良い点をまとめてみよう。

・花粉症に即効性がある。VCを服用すれば目のかゆみ等がぴたりと収まる。
・副作用は全くない。
・摂取中、風邪やインフルエンザ等にはまったく罹らない。
・健康法・療法としては安上がりである。私の場合は4〜5月の大量摂取時でも月額4000円弱。

 念のため欠点(というほどのものでもないが)も挙げておこう。

・急激にVC摂取量を増やすと下痢気味になることはある。徐々に増やして体を慣れさせれば通常に戻り、むしろ便秘知らずになる。
・オナラはよく出る。
・すっぱい。

 これぐらいだろうか。

 最後の「すっぱい」という項目についてもう少し書いてみる。
 VCの大量摂取は、それ自体に副作用は無いのだが、注意すべきは摂取方法だ。サプリメントとして販売されているVCには、他に混ぜ物があるものが多い。VC自体に問題がなくても、他のものまで一緒に大量摂取することは絶対に避けた方がいい。そのためにはカプセルやタブレットはやめておき、VC原末で購入しなければならない。
 購入したVC原末を必要量ミネラルウオーターに溶かし、小型のペットボトルで携帯して随時飲むのが私のスタイルだ。
 味はとにかくすっぱい!
 レモンからすっぱい要素だけ抽出したような味に、最初はびっくりするかもしれない(笑)
 しかしまあ、人間何にでも慣れるもので、すぐに大丈夫になる。
 私は唐揚げの類にレモン汁代わりに原末を振りかけて食ったりすることもあるが、さすがにこういう気違いじみた行為は初心者にお勧めできない。上級者向きの荒業というべきだろう。
 くれぐれも良い子は真似しないように!


 私の阿呆な文章で紹介すると如何にも胡散臭く見えるかもしれないが、メガビタミンはごくまっとうなものだ(本当)
 関心のある人は上掲参考書籍を一度手にとって見てほしい。


 あとは自己責任で夜露死苦!
posted by 九郎 at 11:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お師匠様:こんにちわ!かなり前ですが疲れで肺炎になり 衰弱をクリスタルバイタミンCが助けてくれました。私もかなり前から欠かさずにクランベリージュースに入れてとっています。血をさらさらにきれいにしている状態が健康法のひとつヲ信じています.久しぶりに貴方様のページを開きほっとして愉しく読みました。(死者の書)日本で取り寄せて持ってきて早や読み終わりました。何か深い!また読み返します。
sumako

Posted by sumako umezawa at 2010年06月09日 14:46
sumakoさん、おひさしぶりです!

私は花粉症の時期だけVCの大量摂取をしていて、普段は一日1グラム程度の通常使用ですが、確かに効果は感じられますね。

「死者の書」というと、チベット仏教のものでしょうか? あれほど詳細な描写ではないですが、日本にも「中陰和讃」というものがあって、似たところがあると思っています。
「中陰和讃」についてはこのブログでもカテゴリ「あの世」や「幻燈会」で紹介していますので、よろしければ参照してくださいね。
Posted by 九郎 at 2010年06月11日 09:59
お師匠様:お師匠様が紹介した大津皇子の事件の本で
した、した、した、と はじめあたりに書かれている本の事ですがこのぺーじで知りました。



sumako

Posted by sumako U. at 2010年06月13日 14:30
sumakoさん、コメントありがとうございます。
カテゴリ「葛城」で紹介した、折口信夫「死者の書」のことでしたか。失礼しました。
その作品の舞台は奈良県北部と大阪のさかいにある「二上山(にじょうさん)」と「當麻寺(たいまでら)」ですね。九月下旬に訪れると彼岸花が美しくて、ものすごく日本的な風景です。
Posted by 九郎 at 2010年06月15日 00:33
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