今日は節分。
本来なら旧暦でないと意味合いが薄れるのだが、各地の厄神社でも今は新暦で神事を執り行っている所が多い。
近所の神社で節分祭をやっていたので、休み時間に少し覗いてみた。
法螺貝がぼうぼうと鳴り、太鼓が断続的に叩かれる中、松明を持った鬼がゆったり動いている。
節分祭は、ふつうのお祭りとは違った雰囲気のものが多い。
異界から訪れる鬼を迎え、つつがなく送り出す構図からか、けっこう異様な雰囲気が漂うのだが、参拝者はみんな、「怖いもの」を見られて嬉しそうだ。
当ブログのカテゴリ節分では、疫病神にまつわるあれこれを紹介してきた。
興味のある方はご一読を。
今年もインフルエンザが流行中。
厄病神は「滅ぼすもの」ではなく「大過なく通り過ぎてもらうもの」。
それが節分神話の知恵。
2011年02月03日
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