
民間信仰のレベルでは、おじぞうさまは「田の神、水の神」でもあった。
伝説や霊験譚の中で、しばしばおじぞうさまは農民に代わってそっと農作業を手伝い、自ら泥まみれになって雨を呼ぶ。
それもこれも、つまるところは地蔵「クシティガルバ」。
万物を生み育てる大地の母。
ところで、この記事を書くにあたって、試みに「田の神」でグーグルイメージ検索してみると、そこにはまた、不思議な世界が広がっていた(笑)
おじぞうさまとはまた別の、あるいは渾然一体となった、土のにおいのする神々。
これも面白いテーマだなあ・・・