当ブログでは毎年、年始あたりからおりがみ雛人形、三月頃から「おりがみ 兜」の検索結果から訪問される皆さんが増えてきます。
ブログ本来のテーマ「神仏与太話」より、おりがみ等の工作作品の記事の方が人気があるのは少々フクザツな気分ですが、アクセスがあることを素直に喜んでおきましょう(笑)
そろそろ五月人形の時期が近づいてきましたので、おりがみ兜のまとめ記事を再掲しておきます。
おりがみ兜
おりがみ兜の色々
おりがみ兜の色々2
おりがみ兜の色々3
ネットで公開されている兜の折り方を紹介しています。
おりがみ兜の色々4
前川淳さんの「本格折り紙」から、「飾り兜」を紹介しています。
おりがみ兜の色々5
おりがみ兜の色々6
八咫烏の兜
織田信長を苦しめた鉄砲集団雑賀衆が着用した雑賀鉢をテーマにした作品もあります。
おりがみ雑賀鉢(完結編)
今のところ、これが一番のお気に入り。
上杉謙信が使用したと伝えられる異形の兜はこちら。
おりがみ「三宝荒神形張懸兜」
森蘭丸所用(?)の六字名号兜はこちら。
謙信と蘭丸のネタ元になった鎧兜は、様々なムック本でも紹介されていますが、来歴にはかなり疑問があるようですね。
一応そのあたりも留意しつつ、お楽しみください。
大河ネタ、真田幸村の兜はこちら。
同じく大河ネタで、井伊の赤備をネタに折ったのが以下のもの。
2018年は楠木正成の兜をイメージした「三本角」を工夫してみました。
そして今年は、伊達政宗の三日月形前立て兜をイメージした一作。
おりがみだけでなく、プラスチックの植木鉢を使った鎧兜の工作記事もあります。
雛形工作:プラ鉢鎧兜
プラ鉢鎧兜 制作覚書
参考図書もご紹介。
●「戦国武将の時代折り紙」浜田勇(日貿出版社)
有名どころの戦国武将の兜が、わりとリアルな最限度で網羅されています。難易度はやや高めか。
兜だけでなく、「家紋と付き物」「雅な器」などの周辺の装飾品も充実しているので、紙を選んで揃えると、かなり豪華なセットにできそうです。
ぜひ参照してみてくださいね!
2019年05月01日
この記事へのトラックバック
折り紙兜、どれも凄いですね!
1枚の紙からこんなに見事な形が出来上がるとは・・・!
お子さんのいらっしゃるお家では、是非被れるサイズで作ってあげて欲しいですね。
雑賀鉢のは大人が被っても見栄えがしそうです。
日本の甲冑デザインの秀逸さを改めて感じました。
これまで本などを見ながら色々折ってきて、今年の「雑賀鉢」で、ようやくちょっとだけオリジナルが折れるようになってきた気がします。
鎧の方もおりがみで作れると良いんですけど、まだ研究中です。
いずれ全身像の五月人形を折ってみたいですね。
記事中の作例のうちいくつかの折り方はネットで公開されていますし、参考書籍にも載っていますよ。
この機会に、おりがみの折り方のネット公開について、私の考えを書いておきたいと思います。
基本的な伝承折り以外のオリジナル作品については、折り方自体が作者の大切な財産ですし、
難易度の高いものは、ある程度以上の技量を持った人を対象に直接指導しなければ、再現するのは困難です。
ネット公開には馴染まない分野というものは、あると思います。
兜折り紙を検索して貴方のブログを拝見いたしました。オリガミ兜だけでも沢山の折り方が有るのを知りました。図面も公開して頂ければと思います。上杉謙信の兜は凄い!!
こちらのブログで紹介している兜の作例は、書籍や他サイトで公開されている折り方、またはそのアレンジが中心です。
私が独自に公開できる性質のものではありませんので、それぞれの記事で紹介している書籍やサイトを参照してください。