昨夜の岡本太郎テーマのTV番組は、なかなか気合の入ったつくりで面白かった。幻の大作「明日の神話」は現物を見てみたいなあ・・・
番組を見てから大阪万博公園の現地で、太郎のもう一つの代表作「太陽の塔」を撮影したことがあると思い出した。手持ちの写真の中から何枚か紹介してみよう。
まず、一般の「太陽の塔」のイメージと言えば、正面からの遠景だろう。写真や、お土産の小型模型でお馴染みの姿だ。
もちろんこの姿だけでも物凄いインパクトがある。しかし私が思うに「太陽の塔」の真価は、現地に行って作品の足元から見上げた時にある。
眺める位置や角度によって、立体の面の重なり具合は刻々と変化し、何処から見てもカッコいい。
作品単体ではなく、周囲の風景との関係も見逃せない。
晴れの日には青空が、雲があれば雲が、雨が降れば水が、夜には闇が、作品に命を吹き込み表情を作る。
あまり知られていないが「太陽の塔」には背後にも顔がある。
太陽と「太陽の塔」
これもまた「明日の神話」
2006年07月08日
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