記事投稿の間隔が開いて飛び飛びになってしまいましたが、本来は続き物です。記事と記事の脈絡が縦につながって関連付けられるよう、キーワードなどで少し工夫をしておりますので、お暇な時にでもカテゴリ「大黒」をまとめ読みしていただけると嬉しいです。
例年なら梅雨が明けてもいい時期なのに、全国的に雨が続いています。大雨の被害もあちこちで出ているようなので、ロゴ画像を緊急時仕様のお不動様に戻しました。
私が勝手に心の師と仰ぐ西村公朝さんは、著書「やさしい仏像の見方」で、お不動様をはじめとする明王の恐ろしい姿について、以下のように述べておられます。
(前略)たとえば子供が何か危ない遊びをしているとします。母親はそれを注意しますが、その子はいうことを聞かない。母親はハラハラしながら子供がやめるのを待ちます。もうこれ以上放っておくと命にかかわる、ということになると、母親は必死になって、その子をたたいてでもやめさせます。その時の母親の形相は、子供から見ると恐ろしい顔に見えます。しかし母親は恐ろしい顔をしているのではなく、救うための必死の形相なのです。また、子供が火の中で泣き叫んでいるとしたら、父親でも母親でも、夢中になってその子を救いに行きます。その時、火という魔物をにらんでいる余裕はありません。子供を救いたい一心で、その目に涙がほとぼしっている、そういう必死の形相なのです。(後略)
大難を小難に、小難を無難に。
お不動様の真言とともに…
のうまく・さんまんだ・ばさらだん・せんだんまかろしゃだ・
そわたや・うんたらた・かん・まん
今日の記事、とても心に残りました。
感じたことをうまく言葉にできず残念。
あと、沖縄記事に引き込まれました。
これからもお邪魔させていただきます。
楽しみにしてます。
カテゴリ「沖縄」は自分でも気に入っているんですよ。
まだ開設当初の記事で、このブログをどんな風に育てていくか、
あれこれ考えながら投稿していた時期です。
思い出深いです。