清浄な和紙を折るということは、日本の儀礼の中に根付いている。代表的なのは贈答の時に「のし」をつける習慣だ。「のし」にも色々あって、おり型が多数伝承されている。
伝承おりがみの中には、けっこう実用的なものもある。神饌のお供えに使う「三方」をおりがみで再現した伝承おり型は、形もリアルだし、大き目の紙で作ると実際に使用することもできる。強度もあるし、使わない時にはたためるのも素晴らしい。
おりがみで作った三方に、同じくおりがみの神饌をのせてみると、こんな感じ。
おりがみの世界はまだまだ奥深い。
また何かできたら、おりおりに発表したいと思います。
2006年07月30日
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